本文へスキップ

みづほ整骨院症例別メニューです。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-3805-0522

〒116-0014 東京都荒川区東日暮里1-2-3

  坐骨神経痛

坐骨神経痛



坐骨神経は、腰から骨盤、お尻を通って足の指先にまで伸びている末梢神経で、ボールペンほどの太さがある、人体で最も太い神経です。また非常に長い神経でもあり、末梢までの長さは1m以上もあります。

 坐骨神経は、太ももと足の筋肉を支配している神経で、脳からの運動指令を伝え、歩く、身体のバランスを取る、といった働きをしています。

 坐骨神経痛とは、病名ではなく症状を表す言葉です。何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けることで生じる痛みやしびれなどの症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。

 坐骨神経痛は、多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、お尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれが現れるだけでなく、麻痺や痛みによる歩行障害を伴うこともあります。

 坐骨神経痛とは、症状名であって病名ではないため、病院の検査で原因が特定されない場合もあります。

 多くの場合、この症状を訴えて病院に行くと「椎間板ヘルニア」と診断されてその治療を推奨されるでしょう。

 しかし「坐骨神経痛」の本当の原因には下記のような様々なことがあるのです。

 

@筋性のもの

お尻に梨状筋という筋肉があります。この筋肉は体幹にある「大腰筋」と協調して歩行に重要な役割を持つ筋肉ですが、坐骨神経はこの筋肉の間を通り下肢の方につながっています。

スポーツ選手、特にランニングなどの股関節の屈伸運動を頻繁にされる人や立ち仕事、車の運転など長時間同じ姿勢をとっている人、臀部の筋肉が異常に拘縮している人は梨状筋が坐骨神経を圧迫し坐骨神経痛の症状を引き起こしてしまうことがあります。

 

A血管性の痛み

動脈は圧迫されるとその支配領域に痛みやシビレを生じさせることがあります。

長時間、同じ姿勢で椅子に座っていたりすると、太ももの部分で動脈を圧迫したりします。そのような時に起こることがあります。

 B筋膜性の痛み。

 筋膜とは筋肉を包んでいる契合組織でできた被膜をいいます。
人間の様々な動作において、この被膜は筋肉と同様に伸縮しますが、この筋膜自体には筋肉のような伸縮性はありません。そのため、往々にして急激な動作時にこの筋膜が過度なストレッチを受けて損傷することがあります。この損傷の方向性が坐骨神経の走行によく似ているため、しばしばその痛みは混同されてしまいます。

 

C骨盤内の鬱血による痛み

 女性に多いのですが、内蔵の下垂などにより、骨盤内の圧力が上がると、下肢から戻っていくる静脈やリンパ液などが体幹に戻りづらくなり、結果的に下肢の内圧が上がり、痛みを引き起こすことがあります。

近年、これによる坐骨神経痛がとても増えています。

 

D椎間板ヘルニア

  背骨と腰骨の椎骨と椎骨の間にある軟骨、いわゆる椎間板が圧迫され、変形し、組織の一部が飛び出すことで、神経に触れ激しい痛みとなって症状を起こすことを椎間板ヘルニアといいます。

この椎間板ヘルニアこそ坐骨神経痛の原因に挙げられる損傷です
近年、MRIの普及により、ヘルニアが神経根を圧迫している画像が見られることになって、一気にこの椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の悪者にクローズアップしてきましたが、ちょっと待ってください。

 じつはこの椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の因果関係ははっきりと合致するわけではないのです。

 なぜならば、MRIを撮ってはっきりと椎間板ヘルニアが坐骨神経を圧迫しているが画像があっても、その患者さんに坐骨神経痛の症状がない場合も多々存在することがわかってきたからです。

 実際のところ、私が臨床で出会う坐骨神経痛の患者さんを良く検査してみると、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛に遭遇することは全体の約2割に満たないと思います。

 坐骨神経痛にお悩みの方は、先ずご自分の神経痛の原因が何から来ているかを鑑別してください。

原因は重複することもありますが、同じ治療を受けられて一向に変化のない場合は、まず、その原因を疑ってみないと時間や経済的な無駄になってしまいます。

 当院では確率された診断法と経験豊かな治療師の判断により、坐骨神経痛の原因を特定します。
そして
その原因に対する効果的な治療法もすべて確率されております。

難治性の椎間板ヘルニアでも痛みを伴わないで治療を進めることができます。

 坐骨神経痛にお悩みの方は是非一度、当院をに相談ください。

 



ナビゲーション

MIDUHOみづほ整骨院症例別メニュー

〒116-0014
東京都荒川区東日暮里1-2-3
TEL 03-3805-0522
FAX 03-3805-0522