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坐骨神経痛 |
坐骨神経は、腰から骨盤、お尻を通って足の指先にまで伸びている末梢神経で、ボールペンほどの太さがある、人体で最も太い神経です。また非常に長い神経でもあり、末梢までの長さは1m以上もあります。
@筋性のもの
お尻に梨状筋という筋肉があります。この筋肉は体幹にある「大腰筋」と協調して歩行に重要な役割を持つ筋肉ですが、坐骨神経はこの筋肉の間を通り下肢の方につながっています。
スポーツ選手、特にランニングなどの股関節の屈伸運動を頻繁にされる人や立ち仕事、車の運転など長時間同じ姿勢をとっている人、臀部の筋肉が異常に拘縮している人は梨状筋が坐骨神経を圧迫し坐骨神経痛の症状を引き起こしてしまうことがあります。
A血管性の痛み
動脈は圧迫されるとその支配領域に痛みやシビレを生じさせることがあります。
長時間、同じ姿勢で椅子に座っていたりすると、太ももの部分で動脈を圧迫したりします。そのような時に起こることがあります。
筋膜とは筋肉を包んでいる契合組織でできた被膜をいいます。
人間の様々な動作において、この被膜は筋肉と同様に伸縮しますが、この筋膜自体には筋肉のような伸縮性はありません。そのため、往々にして急激な動作時にこの筋膜が過度なストレッチを受けて損傷することがあります。この損傷の方向性が坐骨神経の走行によく似ているため、しばしばその痛みは混同されてしまいます。
C骨盤内の鬱血による痛み
女性に多いのですが、内蔵の下垂などにより、骨盤内の圧力が上がると、下肢から戻っていくる静脈やリンパ液などが体幹に戻りづらくなり、結果的に下肢の内圧が上がり、痛みを引き起こすことがあります。
近年、これによる坐骨神経痛がとても増えています。
D椎間板ヘルニア
背骨と腰骨の椎骨と椎骨の間にある軟骨、いわゆる椎間板が圧迫され、変形し、組織の一部が飛び出すことで、神経に触れ激しい痛みとなって症状を起こすことを椎間板ヘルニアといいます。
近年、MRIの普及により、ヘルニアが神経根を圧迫している画像が見られることになって、一気にこの椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の悪者にクローズアップしてきましたが、ちょっと待ってください。
原因は重複することもありますが、同じ治療を受けられて一向に変化のない場合は、まず、その原因を疑ってみないと時間や経済的な無駄になってしまいます。
そして
その原因に対する効果的な治療法もすべて確率されております。
難治性の椎間板ヘルニアでも痛みを伴わないで治療を進めることができます。
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