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みづほ整骨院症例別メニューです。

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顎関節症

    こんな症状ありませんか?

         
       
「あごが鳴る」 

       「口が開かない」

       「あごが痛む」

 



       これは顎関節症の三大徴候です。

 口を開こうとすると顎関節や顎を動かす筋肉が痛む、あるいは十分には大きく口を開けられない。または口の開け閉めで顎関節に音がする。という症状がでます。顎関節症は一生の間に、二人に一人は経験すると言われているほど多くの方が経験します。この症状は特に女性が多く、10代後半から増え始め、2030代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに少しずつ減少します。

 顎関節症はご自分でも簡単にチェックできますので、もし気になる方がいましたら自己チェックしてみてください。



 

1.口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指 を縦にして入りますか?

 顎関節が正常なら三本の指が無理なく入ります  

 

2.口を大きく開け閉めした時,あごが鳴りませんか?

  あごの関節が損傷している可能性があります。

 

3.口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?

 顎関節や左右の咀嚼筋のアンバランスがある
 可能性が大です

 

4.あわび,するめ,タコなど硬いものを食べるとあごや顔が 痛みますか?

 痛みがある時点で顎関節症の疑いが高いです。

 

5.鏡を見ながら、顎を大きくゆっくり開けてからゆっくり閉じてください。そのときに顎が左右に揺れていませんか?

左右の咀嚼筋のアンバランスや顔面の骨がゆがんでいる可能性が大です。


  

 

6.鏡を見ながら、舌を大きく突き出してみてください。その時、舌はまっすぐ前に出ますか?

 舌が少しでもカーブして出ていると、顎関節を支えている筋肉にゆがみがある可能性があります。

 

7.そのままご自分の顔を見て、左右の目を結んだラインと、左右の口の端を結んだラインが平行ですか?

 これは見ての通り。頭蓋骨がゆがんでいます。


  顎関節はちょっと特殊な関節なのです。

顎関節は頭の側頭骨のくぼみ(下顎窩)に下あごの上先端の骨(下顎頭)が入り込む構造で、その間にクッションの役割をする関節円板という組織が挟み込まれています。関節円板はコラーゲン線維のかたまりで構成され、それ自身には血管や神経がありません。

顎関節の動きは他の関節と異なり複雑な動きをします。顎関節は口を開くときに最初に下顎頭が下に下がり、そのまま下顎頭は下顎窩からさらに前に出るように動きます。


また、口を閉じるときには下顎頭が下顎窩に滑るように戻り、下顎窩にはまります。このように顎運動は単なる蝶番運動ではなく、関節頭が回転するとともに関節頭と関節円板が前方に移動します。そのため開口運動とともに側方運動も行えます。この動きは、四肢の関節にはない関節の動きです。この時、関節円板が下顎頭と協調して開口時には前に移動したり、閉口時には後ろに戻ったりします。これは大きく口を開けて、食物を口に入れ、噛みつぶしていくとき下顎頭を介して側頭骨に力が過大にかからないように、関節円板が協調して移動することにより、圧力を分散させる仕組みになっているからです。

関節円板は下顎頭の外側と内側にしっかりと付着していますが、前後方向の付着が緩いため。大きな力が持続的に顎関節に加わると。関節円板にズレを生じることがあります。このズレの92%は前方で、8%が内外の側方、ごくまれに後方にも生じます。また閉口時に関節円板にズレがあっても最大開口時にはこのズレが戻る場合と、戻らない場合とがあります。戻る場合には開口時と閉口時に「カックン」と関節音がします。また戻らない場合には急性期には「口が開けられない」、「口を開けると耳の前が,とても痛い」などの症状がみられます。


     


関節円板は下顎頭の外側と内側にしっかりと付着していますが前後方向の付着が緩いため。大きな力が持続的に顎関節に加わると。関節円板にズレを生じることがあります。このズレの92%は前方で、8%が内外の側方、ごくまれに後方にも生じます。また閉口時に関節円板にズレがあっても最大開口時にはこのズレが戻る場合と、戻らない場合とがあります。戻る場合には開口時と閉口時に「カックン」と関節音がします。また戻らない場合には急性期には「口が開けられない」、「口を開けると耳の前が,とても痛い」などの症状がみられます。

顎関節症は放っておくと関節が炎症を起こして痛んだり、関節が引っかかる感じで口を大きく開ける事ができなくなります。
また、顎の関節を動かす筋肉は首や肩と繋がっている為、負担が掛かり過ぎると、首・肩の回りの筋肉などにも負担が掛かります。

更に、バランスの悪い噛み方や顎の動かし方は、ホルモンの乱れや自律神経失調症をひき起こす事もあります。その為、顎の症状だけでなく、頭痛や目眩、肩や首の凝り、手足や腰の痺れ、耳鳴り、胸の痛み、鼻詰まり、吐き気、食欲低下、疲労感、不眠など症状が全身に及ぶ事もあります。

つまり顎関節症は、単なる関節だけの問題ではなく、悪化すると全身の不調に繋がってしまう症状なのです

   顎関節症の4つのタイプ

 

顎関節症のタイプは、障害のある部分によっていくつかに分けられます。        
                  
(日本顎関節学会による)

 T型:筋肉の障害によっておこるもの

筋肉が何らかの原因で緊張して硬くなり、血液の循環が悪くなるために痛みを生じます。
ほおがこめかみのあたりが痛みますが、痛みは鈍く部位を特定しにくい。
頭・首・肩など離れたところに関連痛が起こります


      

U型:
関節包や靭帯の障害によっておこるもの


顎関節や靱帯などの繊維組織に力が加わって、捻挫をしたようになり痛みを生じます。
関節包炎や、滑膜炎などを起こし、あごを動かすと顎関節部が痛みます
  


V型:
関節円盤の損傷によって起こるもの


あごの関節頭と関節窩との間のクッションの役目をする関節円板が、本来の位置よりずれたままになってしまう状態をいいます

          クリック

 口を開けたり閉じたりとするとあごの近くでカクン!と音が出ることをクリックと言います。軽い症状を含めれば、人口の半数が経験していると言われます。

人口の十数%は顎関節が鳴りますが、音以外に支障がなければ、気にする必要はありません。 

 

W型:
変形性関節症によっておこるもの


顎関節に繰り返し強い負荷がかけられたり、長い間続いたときに、下顎頭の表面が吸収されてその回りに新しい骨がつくられることがあります。

口を開け閉めするとゴリゴリ...ジャリジャリ...などの音がして、滑膜炎など周囲の炎症を伴うと顎関節が痛みます。滑膜炎と長期の開口障害により滑膜と関節円板の癒着を起す場合があります。


           

 

噛み合わせと姿勢のお話   

噛み合わせは姿勢と密接な関わりがあります。

例えば、受け口(下顎前突)は全体的に重心が後方に移動してしまいます。

出っ歯(過蓋咬合)は重心が前方に移動します。

逆に体幹の重心が変位すると顎の位置もズレてきます。このように体幹と顎の位置はお互いに補完しあっているのです。

 受け口(下顎前突)

下顎が前に出ている(受け口)と体の重心は後方に移動します
        





出っ歯(過蓋咬合)

上顎が下顎より前に出ていると体の重心は前方に移動します。
          






正常な顎位と姿勢
         






    顎関節症を引き起こす頭蓋骨のゆがみ

頭蓋骨のズレは直接的に顎関節の変位を呼び起こします。

下の図は頭蓋骨の梁の役目をする「後頭骨」と「蝶形骨」です。
この二つの骨は頭蓋骨の形状を前後・左右から保つ、梁のような役目をする大切な骨です。

               




     正常な蝶形骨と後頭骨の位置です。

   

 この図はこの蝶形骨と後頭骨を前からみたものです。

この二つの骨が捻じれを起こすと顔の形はこのように歪んでしまいます。

 

この歪が上顎骨と下顎骨の咬合を変位させてしまいます。




               

   ナゼ!当院では顎関節症の
患者様が多いのか?


当院では、「顎関節症」の症例がずば抜けて豊富です。

それは当院での数多くの治癒事例が周囲の歯科医院から認められて顎関節症の患者様をご紹介してくれるからです。顎関節症の治療のために遠方より来院される方も後を絶ちません。

先に述べたとおり、顎関節症は様々な原因で発症します。歯の問題(歯の欠損や歯並びなど)で起こる顎関節症は、歯科医の治療が欠かせませんが、身体のアンバランスに起因する顎関節の諸症状に関しましては、オステオパシー治療は大変良好な治療結果が期待できます。

顎関節症の治療を始める際に一番大切なことは?

患者様の今、存在する苦痛を緩和させることです!

顎関節症の
歯並びが悪いのが原因の顎関節症の患者様に、いくら全身のバランスを整えるような治療を施しても、顎の痛みに関しては効果が期待できません。

逆に全身のアンバランスが原因で発症した顎関節症に歯の治療をしてもまったく効果はないでしょう。

きちとした判別をするために、顎関節症の患者様が当院に初めて来院された時に、当院では「SOT診断」という治療法を採用しております。
この方法で診断すると、その患者様のどこに問題があるか、その患者様の体にどの程度ストレスが蓄積されているかが短時間で確認ができます。

これによって無駄な誤診が無くなり、患者様のご負担も減少しております。


上記の「筋肉の障害によっておこる」1型と「関節包・靭帯の障害によっておこる」U型に関しては、原因に関わらず症状は比較的早期に取り除くことが出来ます。症状を除去した状態で、原因となる問題を解決していければ快適にお過ごししていただけると思います。

V型の「関節円盤の損傷によっておこるもの」に関しては、顎関節の関節円盤の損傷程度によりますが、関節円盤の回復にはある程度の時間の経過が必要なため、顎関節の機能障害を取り除いたのち、その機能を維持した状態でいられるように身体のバランスを整えることが必要になります。

いずれにいしろ、差しあたっての顎の痛み、機能障害は早急に取り除くことができますので、痛みのない状態で根本治療を進めていくことができるでしょう。







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