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肘の痛み



肘の痛みについて

 ここでは肘の痛みの代表的な疾患である「テニス肘」についてご説明します。

 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)とは、手の関節や指を伸展させる筋肉と前腕を回外(外向きに回す)する筋肉が付着する上腕骨外側上顆と言うところに炎症が発生する損傷です。一般的にテニスなどのラケットを使うスポーツ、特にバックハンドにより発生することから“テニス肘”と言われていますが、単純な日常生活のなかでの反復する動作からも多く発症してしまいます。

この痛みは、肘に症状が出現しますが、一旦発症するとその痛みはとても激しく、特定の動きをすると突然大きな痛みが患部を襲い、物をつかんだり、蛇口を捻るなどの動作が困難になります。

何故テニス肘は発症するのか?

一般的にテニス肘は外傷の一つであると考えられております。通常の医療機関によると、テニス肘は運動により繰り返される刺激、或いは数十年にわたる日常生活でのストレスが原因となり、筋肉、またはその筋肉が骨に付着した部分に異変が生じ、結果として炎症が起こるとされております。

しかし果たして実際にどうなのでしょうか?







我々の身体は、骨や筋肉、内臓などのパーツの寄せ集めで組み立てられたものではありません。体を構成する筋肉や人体、骨、皮膚など、全ての組織はつながっているのです!


例えば筋肉は、徐々に腱(一般的にスジと言われる)に変化し、骨に近づくにつれ硬さを増し、骨膜に溶け込み骨へと変化しています。一般的に「付着部」と言う言葉があるので、腱や靭帯は骨にくっ付いているような感覚を受けますが、実際には徐々に変化しています。

その変化している部分には、骨のような硬さと腱や靭帯のような柔軟性との二つの性質を持った領域(中間領域)があります。その中間領域は、常に外力に対しその硬さを変化させています。 

異常な外力が中間ゾーンにかかったとき、中間ゾーンは硬さを変化させる能力を失います。それが痛みとして脳に表現され、炎症を起こし、周囲の筋肉を緊張させ、肘周囲の激しい痛みを発生させます。

例えばテニスをしている最中、取れるか取れないか、ぎりぎりのボールを必死になって取ろうとしたとき、自分の意識よりも過剰に筋力が反応してしまうと、筋を守ろうとする防御反応が起こります。
それが筋の付着部である肘の外側上顆を過剰に牽引して「骨」の成分を筋肉の方へ引き寄せてしまい、それが激しい痛みを引き起こすのです。

これがテニス肘の発生メカニズムです。炎症は二次的産物に過ぎません。したがって本当の意味でのテニス肘の治療は、筋肉や腱に発生した裂傷と、その付着部の異常を元に戻すことです。

いわゆるテニス肘に対して!

整形外科的な治療法では基本的に保存療法を選択し、局所性麻酔や水溶性ステロイドなどを注射し、炎症を抑え、ストレッチや理学療法等で対処します。しかしながらこれらの処置では、即時の効果を得ることは出来ず、長期にわたり症状に苦しみ、日常生活、或いはスポーツ活動を制限されます

また、下記のような市販のサポーターをしてテニスを続けている方も見受けられますが、このようなものは、筋肉を繊維化して今以上に障害を増すだけではなく、そのような邪魔なものをしていたら、せっかくの楽しいテニスが台無しになってしまうのではないでしょうか。



当院で行うテニス肘に対しての治療法は大きく分けて二種類あります。

@患部に発生した断裂や変性をより深く分析し、どこの筋繊維がダメージを被ったかを的確に見極め、その筋肉又は筋膜に対して強い力で正常な筋繊維にもどしていきます。そして腱に移行した骨組織を強圧して骨にもどしていきます。

この方法は効果テキメンで、2.3回の治療で痛みはほぼ消失します。しかし反面治療時の痛みは激しく、ある程度の苦痛を伴ないます。

Aダメージを被った筋肉に対してリラックスさせる位置に関節を動かし、その筋肉を緩めます。またこのテニス肘になると、前腕の二つの骨(尺骨と橈骨)が健常な位置よりも狭くなるため、その二つの骨を正常な位置に戻します。この方法は全くいたくありません。心地良い間に治療は終了します。しかし@の治療に比べて治癒までには少し時間がかかります。

痛みがひどい時にやむを得ず腕を酷使しなければならない場合を除いて、テーピングは筋膜の制限を作ってしまうため症状を持続させます。シップも同じ理由でしないほうがよいでしょう。


当院では、テニス肘は信じられないくらい、すぐに治ります。
お好きなテニスを諦めないでください。


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