【特徴と症状】
セバー病、踵骨骨端症とか、踵骨骨端炎とも言われます。
オスグット病やシンディン・ラーセン・ヨハンソン病と並ぶ成長期に起こることの多い骨端症の1つです。
小学校高学年の特に男子に発生しやすい疾患ですが、必ずしも成長期のお子様のみに診られる「成長痛」と限定することはできません。30代・40代の成人でもこの痛みを訴えて来院される方は別に珍しいことではありません。
この症状は「スポーツ外傷」のような機械的刺激を過度に被ると発症することが多く診られます。
これは、踵の骨がアキレス腱に引っ張られることで骨に「とげ」のようなものが出来て、 踵が出っ張られることによって、足を着く際に痛みが走ります。
また、走ったり、ジャンプで痛みがあります。 重症になると歩行でも痛みます。 患部に触れるとかなりの激痛があるため、靴を履いたりしてもぶつかって痛みを訴えます。

【整形外科や接骨院で行う一般的なセバー病治療法】
・温熱療法や冷却療法。
・湿布。
・鎮痛薬、抗炎症薬。
・テーピング、サポーターによる固定。
・ストレッチやマッサージ、筋トレなど。
【整体やカイロプラクティックなどで行う一般的なセバー病施術法】
・骨盤や背骨の歪みを矯正する。 ・筋肉が縮んでいるので緩める。 ・リンパの流れを改善する。 ・ふくらはぎのストレッチやマッサージ、筋トレなど。
当院で行っているセバー病施術法
下記の図をご覧ください。

我々が通常認識している「アキレス腱」とはふくらはぎから踵にかけて着いているだけではなく、そのまま「踵骨」を包み込むようにして足の裏の筋になり、指先までつながっています。
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